デスクトップでブラウザのショートカット開くとすぐに閉じてしまう時。

先日、サポートで出張してきました。

症状は、デスクトップにある「Google」や「ブログ」のショートカットアイコンをクリックして開くと、すぐに閉じて操作ができなくなるというものでした。

Windows 11 ブラウザは、Microsoft Edge。

  • タスクバーのアイコンから Microsoft Edge は起動できます。
  • Microsoft Edge が起動した状態で、デスクトップのショートカット(ブックマーク?)をクリックすると複数タブで「Google」へアクセスできました。
  • こういったチェックをしているうちに、「***を修復」といった表示がありました。
  • Microsoft Edge を終了し、デスクトップのショートカットアイコンをクリックで正常な動作を確認できました。

セキュリティソフトが、想定外の経路で「リンクを開く」「サイトにアクセスする」「インターネットへ接続する」といったアクションに過敏に反応したように思われます。

ほかの場合にもよく使う手段ですが、今までできていた操作で突然おもいどおり結果が表示されない場合は、

  • 手順を変える(最初に戻る再起動、キャッシュの削除。)
  • 経路を変える(ブックマークを使わずに検索結果を利用する。)

などを試しています。

 

一般財団法人 日本データ通信協会へ迷惑メールを報告

迷惑メールフォルダに入らない、それっぽい内容のメールが届きましたので、深掘りしてみました。

  • 送信元のドメイン実在
  • 送信元のサーバー実在
  • SPFレコードもホストドメインとIPアドレスが一致

いつもは、メールのヘッダー情報を確認して意味不明なドメインで、迷惑メールを送信するために用意されたようなサーバであれば無視しているのですが、今回は気になるキーワードと「co.jp」ドメインでした。
送信元にされてしまったサーバーをホスティングしているレンタルサーバー会社に連絡させていただこうかと調べていたところ、「一般財団法人 日本データ通信協会」の「迷惑メール相談センター」という活動を知り利用させていただきました。

届いてしまった迷惑メールを、相談センターに伝えることで、間接的に送信元へ対応してもらえることが期待できます。

https://www.dekyo.or.jp/soudan/

迷惑メールを添付ファイルとしてメール送信することで、正確で調査可能なヘッダー情報を伝えることができるようです。

メールアプリは、Thunderbird(サンダーバード) を利用させていただいています。
常にヘッダー情報を表示することができるので、ニセモノamazon、ニセモノ銀行、など偽装を見破ることができます。

https://www.thunderbird.net/ja/

 

古くても切り捨てることはない大手のサイト

これはあるサイトのリンク集のキャプチャです。
YAHOO!JAPAN, Google の表示はそれぞれのサイトから提供されている画像です。
「この画像を使って自由にリンクしてくださいね。」といった様子で普及をすすめていたもので、当時の画像のままです。
検索、ニュースサイトがすべて、当時の画像を残しているかというと、そうではなく、切り捨てていくサイトがほとんどです。
YAHOO!JAPAN は一時期表示できなくなったりした時期もありましたが復活しています。
現場の方が、丁寧にサーバーのログを見ていることがわかりますし、こういったことを会議の議題に挙げても、前だけを見ている経営者は切り捨てているかもしれませんね。
小さいことかもしれませんが、こんな切り口でも会社や現場スタッフの「パワー」を感じることができるかとおもいます。

Gmail で550 5.7.1 受信拒否を解決しました。

This is the mail system at host mtgp.jp.

I'm sorry to have to inform you that your message could not
be delivered to one or more recipients. It's attached below.

For further assistance, please send mail to postmaster.

If you do so, please include this problem report. You can
delete your own text from the attached returned message.

                   The mail system

<***@gmail.com>: host
    gmail-smtp-in.l.google.com[2404:6800:4008:c19::***] said: 550-5.7.1
    [2400:8500:1302:3134:157:7:***:***] The IP you're using to send mail
    550-5.7.1 is not authorized to send email directly to our servers. Please
    use 550-5.7.1 the SMTP relay at your service provider instead. Learn more
    at 550 5.7.1  https://support.google.com/mail/?p=NotAuthorizedError
    u6-20020a17090a410600b0026b0c3f1506si1032633pjf.155 - gsmtp (in reply to
    end of DATA command)

いつの間にか受信拒否されていました。「Postmaster Tools」から解除を申請し、認証のために DNS へ TXT レコードを追加しました。

2023年10月03日 <追記> ===============================

IPv6 のアドレスがブラックリストに入っていました。プロバイダーからでないとリストの削除要請ができないため、サポートへメールしました。

ブラックリスト調査(対象のアドレスをペーストして、「LOOKUP」するだけ。)

https://check.spamhaus.org/

現状は、postfix の設定に「inet_protocols = ipv4」を追記して、送信できるようにしています。

 

2023年10月10日 <追記> ===============================

プロバイダのサポートから、ブラックリスト削除申請をしたとメールがありました。
それから1週間経過したけれども、結果は変わりませんでした。