独自ドメインメールからGmailへの転送は注意が必要

I’m sorry to have to inform you that your message could not
be delivered to one or more recipients. It’s attached below.

For further assistance, please send mail to postmaster.

If you do so, please include this problem report. You can
delete your own text from the attached returned message.

The mail system

<XXX@gmail.com> (expanded from <XXX@mtgp.jp>): host
gmail-smtp-in.l.google.com[XXX.177.XXX.26] said: 550-5.7.1 [XXX.7.XXX.156
18] Gmail has detected that this message is likely 550-5.7.1 suspicious due
to the very low reputation of the sending IP address. 550-5.7.1 To best
protect our users from spam, the message has been blocked. 550-5.7.1 For
more information, go to 550 5.7.1
https://support.google.com/mail/answer/188131
98e67ed59e1d1-2e1e83c9ec0si6790375a91.31 – gsmtp (in reply to end of DATA
command)

フィルターなしで迷惑メールも受信している独自ドメインのメールアカウントから、Gmailへ転送設定がある状態で、上記のような、受信拒否のメールが返ってきた。
その後、独自ドメインメールからの送信は、通常のメールも迷惑メールフォルダに振り分けられてしまった。転送元のカウントの評価が低くなってしまうので、別のルートを設定した。

メールログの確認。スパムに分類されてしまわない工夫。

Sep 2 17:56:59 mtgp postfix/smtp[641950]: EF21E811F3: to=<info@×××.com>, relay=×××.com[×××.×××.×××.×××]:25, delay=5.6, delays=0.14/0.05/5.4/0.03, dsn=2.0.0, status=sent (250 ok 1725267419 qp 566407)

「送れたよ!」という確認ができます。

別なサーバーで、「先様にメールが届かなかった。」原因を知りたいという相談がありました。
レンタルサーバーのサポートに、アカウント、宛先、日時を伝えると、「送信できているので、スパムフォルダを確認してみてほしい」という回答が来た。「status=sent」「ステータス=送信済み」という記録が残る。

スパムフォルダに入ってしまう理由。

  • 逆引き(〇)、SPF(〇)、DKIM(〇)の設定
  • メール本文が極端に少ない。(数行とか、数文字。手紙としての機能に則した文章量が必要。)
  • メールのタイトルが意味不明な文字列。(tttとか省略したもの)
  • 添付ファイル(相手にもよるが、ファイル名に全角スペースなどの嫌われる文字列がある。)
  • 迷惑サイトのアドレスの記載がある。
  • スパムメールでよく使われるキーワードが入っている。

 

オンラインでVPNでの接続手段をご用意できます。

事務所のルーターで設定作業をすることなく、お手元のパソコンスマートフォンでのみご利用いただける VPN 接続ポイントの設定が、VPSを利用してできます。

ご予算があって、ひんぱんにご利用機会がある場合は、ルーターでの設定をお勧めしておりますが、短期間、短時間、VPNの接続ポイントが必要な場合にご利用いただけます。

  • 専用接続ポイントには、別途 VPSのご利用が必要です。
  • 利用エリアが特定されていない VPNポイント 日本
  • 利用エリアが決まっているVPNポイント 例:長野県飯島町

ご利用シーン

  • エリア限定でネット広告の表示を確かめたい。
    利用者が比較的少ないエリアで広告の出現機会を多くすることで実際の表示を確認。
  • エリアを限定しないネット表示を確認したい。
    ローカライズ、パーソナライズがされていない表示。
  • セキュリティの都合で接続元のIPアドレスを固定の必要がある。
    WiFiルーターなどひんぱんに自分のIPアドレスが変わってしまい、セキュリティの解除設定の手間が増えている。

DMARC に対応いたしました。

迷惑メールフォルダーに入ってしまったために、大切な連絡が届かないことがありました。

DNS に、DMARC を追加して判定値を改善してみました。
船が港から出向して、浜辺へ到着できるかのシナリオがイラストになっています。

改めて、mtgp.jpのメールが迷惑メールの判定を受けないかチェック。

https://www.mail-tester.com/

  1. 送信先のメールアドレスをコピーして
  2. いつものようなメールをコピー先アドレスに送信します。
    タイトル
    本文
  3. 「Then check your score」をクリックしてチェックの結果を表示します

日本語でチェックはできないようですので、10/10にはできないようです。

タイトル、本文を入れずに空メールを送信したら、上記の結果でした。

 

デスクトップでブラウザのショートカット開くとすぐに閉じてしまう時。

先日、サポートで出張してきました。

症状は、デスクトップにある「Google」や「ブログ」のショートカットアイコンをクリックして開くと、すぐに閉じて操作ができなくなるというものでした。

Windows 11 ブラウザは、Microsoft Edge。

  • タスクバーのアイコンから Microsoft Edge は起動できます。
  • Microsoft Edge が起動した状態で、デスクトップのショートカット(ブックマーク?)をクリックすると複数タブで「Google」へアクセスできました。
  • こういったチェックをしているうちに、「***を修復」といった表示がありました。
  • Microsoft Edge を終了し、デスクトップのショートカットアイコンをクリックで正常な動作を確認できました。

セキュリティソフトが、想定外の経路で「リンクを開く」「サイトにアクセスする」「インターネットへ接続する」といったアクションに過敏に反応したように思われます。

ほかの場合にもよく使う手段ですが、今までできていた操作で突然おもいどおり結果が表示されない場合は、

  • 手順を変える(最初に戻る再起動、キャッシュの削除。)
  • 経路を変える(ブックマークを使わずに検索結果を利用する。)

などを試しています。

 

一般財団法人 日本データ通信協会へ迷惑メールを報告

迷惑メールフォルダに入らない、それっぽい内容のメールが届きましたので、深掘りしてみました。

  • 送信元のドメイン実在
  • 送信元のサーバー実在
  • SPFレコードもホストドメインとIPアドレスが一致

いつもは、メールのヘッダー情報を確認して意味不明なドメインで、迷惑メールを送信するために用意されたようなサーバであれば無視しているのですが、今回は気になるキーワードと「co.jp」ドメインでした。
送信元にされてしまったサーバーをホスティングしているレンタルサーバー会社に連絡させていただこうかと調べていたところ、「一般財団法人 日本データ通信協会」の「迷惑メール相談センター」という活動を知り利用させていただきました。

届いてしまった迷惑メールを、相談センターに伝えることで、間接的に送信元へ対応してもらえることが期待できます。

https://www.dekyo.or.jp/soudan/

迷惑メールを添付ファイルとしてメール送信することで、正確で調査可能なヘッダー情報を伝えることができるようです。

メールアプリは、Thunderbird(サンダーバード) を利用させていただいています。
常にヘッダー情報を表示することができるので、ニセモノamazon、ニセモノ銀行、など偽装を見破ることができます。

https://www.thunderbird.net/ja/

 

古くても切り捨てることはない大手のサイト

これはあるサイトのリンク集のキャプチャです。
YAHOO!JAPAN, Google の表示はそれぞれのサイトから提供されている画像です。
「この画像を使って自由にリンクしてくださいね。」といった様子で普及をすすめていたもので、当時の画像のままです。
検索、ニュースサイトがすべて、当時の画像を残しているかというと、そうではなく、切り捨てていくサイトがほとんどです。
YAHOO!JAPAN は一時期表示できなくなったりした時期もありましたが復活しています。
現場の方が、丁寧にサーバーのログを見ていることがわかりますし、こういったことを会議の議題に挙げても、前だけを見ている経営者は切り捨てているかもしれませんね。
小さいことかもしれませんが、こんな切り口でも会社や現場スタッフの「パワー」を感じることができるかとおもいます。

Gmail で550 5.7.1 受信拒否を解決しました。

This is the mail system at host mtgp.jp.

I'm sorry to have to inform you that your message could not
be delivered to one or more recipients. It's attached below.

For further assistance, please send mail to postmaster.

If you do so, please include this problem report. You can
delete your own text from the attached returned message.

                   The mail system

<***@gmail.com>: host
    gmail-smtp-in.l.google.com[2404:6800:4008:c19::***] said: 550-5.7.1
    [2400:8500:1302:3134:157:7:***:***] The IP you're using to send mail
    550-5.7.1 is not authorized to send email directly to our servers. Please
    use 550-5.7.1 the SMTP relay at your service provider instead. Learn more
    at 550 5.7.1  https://support.google.com/mail/?p=NotAuthorizedError
    u6-20020a17090a410600b0026b0c3f1506si1032633pjf.155 - gsmtp (in reply to
    end of DATA command)

いつの間にか受信拒否されていました。「Postmaster Tools」から解除を申請し、認証のために DNS へ TXT レコードを追加しました。

2023年10月03日 <追記> ===============================

IPv6 のアドレスがブラックリストに入っていました。プロバイダーからでないとリストの削除要請ができないため、サポートへメールしました。

ブラックリスト調査(対象のアドレスをペーストして、「LOOKUP」するだけ。)

https://check.spamhaus.org/

現状は、postfix の設定に「inet_protocols = ipv4」を追記して、送信できるようにしています。

 

2023年10月10日 <追記> ===============================

プロバイダのサポートから、ブラックリスト削除申請をしたとメールがありました。
それから1週間経過したけれども、結果は変わりませんでした。